出版物のご案内

戦国・織豊期 権力の研究/臼井進   

¥11,000

本書に所収した論考は、筆者が宮内庁書陵部に席を置いた平成2年7月から令和6年3月にかけて記しておいた稿の数々である。この稿は雑誌に未発表で書き下ろしという具合となる。また本書は、戦国期が中心である。地域は、関東の後北条氏から西は九州の島津氏までであり、論旨の一貫性はなく体系的に書いたものではない。

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彩/いくみ    三行詩

¥1,540

飾らない表現が読み手のこころを揺さぶられる。

おそらく筆者には畢生における生得の詩心が宿っているのであろう。

解釈は三者三様であろうことは言うまでもない。

当詩集は約190コマを掲載。


※左の画像にカーソルを置くと内容を一部ご覧になれます。(3頁.5頁)


A Day In The Life/Toru Yoshikawa

¥1,320

日々当たり前に過ぎてゆく何気ない日常の中で、ふと心動かされる光景に出会うことがある。モノクロ写真の美しさに魅了された著者が、ライカやニコン、ミノルタなどのフィルムカメラでそんな日常の1シーンを撮影したモノクロ写真50点を収録。


本澤 10巻写真

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反骨のジャーナリスト 本澤二郎の『日本の風景』全10巻/本澤二郎


今蘇る太宰治/花輪兵庫   

¥2,200

今まで誰も書かなかった太宰治論。 悠久の人類が残した物語の歴史。ギリシャ・ローマ神話より記紀、源氏物語の底流の無意識・深層心理に流れている貴種流離譚=「やつし」の流れの中で、太宰治の文学を捉え直視・分析した画期的な太宰治論。
死後六十七年にわたって三都県で続けられている「桜桃忌」の原点は何か。平成生まれの今日の若者も惹かれる原点は何かを追求。
故郷金木、三鷹市、甲府市の三都市の中の知られざる甲府在住時代の秘話等、その中に垣間見える太宰治の人間性を明らかにしている。

初版以後、加筆修正を行い新たに「太宰治のやさしさ」と「もう一つの名著」2章を加えた新装改定増補版。


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希望への希望へのメモランダム/花輪兵庫  詩歌集 

単行本(ソフトカバー)

¥1,100

無垢の心から純白の詩が生まれる……
美しい心から美しい詩が生まれる……
秋空の空から秋空の詩が生まれる……
暖かい心から春の詩が生まれる……
まさしく詩歌史上エクストリームな着眼点で詠まれた詩歌、後世に遺しておきたい、
著者の畢生を垣間見れる作品から抜萃した現代詩歌のアンソロジー決定版


分配された公共ガバナンス/著 OECD 訳 平井文三

¥3,300

本書は、政府の部内・部外の自律性の高い主体についての、政府全体からみたガバナンスを 「分配された公共ガバナンス」としてとらえ、OECD諸国9か国(カナダ、フランス、ドイツ、オランダ、ニュージーランド、スペイン、スウェーデン、イギリス及びアメリカ)からのカントリー・レポートを基礎に、その整理を試みているものである。
本書では、OECD事務局における総括報告としての整理の他に、アメリカの著名な予算・行政組織の研究者であるアレン・シックの執筆による「原則を求めているエージェンシー」という巻頭論文で、公共経営理論も踏まえた整理も行っている。巻末には、ニュージーランドの公共経営研究者ロブ・レイキンによる「分配された公共ガバナンス:エージェンシー、オーソリティーその他の政府主体のコントロールと説明責任に関する諸原則」が試案として掲載されている。
本書には日本のカントリー・レポートは掲載されていないが、行政組織や独立行政法人の国際比較を考える際には必読の書である。


ドイツことわざ

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ドイツのことわざ選/山田好司

¥4,400

ドイツ国民の各時代の生活から生まれ、今日まで伝えられた貴重な文化遺産であることわざを同国のことわざ集等から260余りを訳出し、簡単な解説と原文を付したもの。
「自分のもっているものをいとおしめ」「時が来れば助言がやって来る」「どの不幸でもその傍らには幸福もある」「妬みは愚者の苦しみ」「控えめな幸福は毎日やって来る」「人は誰でも自分の幸福の鍛冶屋」「持っているものは好まず、好むものは持っていない」


本牧

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本牧ベイサイド・ハイスクール/菊池亮二

¥1,650

---45年間の封印を解いて初めて学生側から語られるハマの高校闘争--- 高度経済成長やベトナム戦争を背景に1960年代末全国の大学で巻き起った全共闘運動。その波は高校に及んだ。街頭や学園で華々しく展開された大学生の学生運動とは異なり、高校生のそれは表面上穏やかなものであった。しかし参加した者にとっては高校生としての制約から思い体験であった。学校側、教師側の資料から語られることはあっても、生徒側の証言は極めて少ない。最後の全共闘世代が海を見下ろす本牧の高台で繰り広げた闘争の記憶。 


花は花語

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花は花語を/土谷マサミ

晩年、花を愛で、小さな生き物を慈しんだ著者のみずみずしい感性
花の囁き、鳥たちの歌声、犬とのおしゃべりを楽しみ、心の対話を続けた日々。森羅万象、生きているとは、自己主張であると著者は考える。本書はその中から対象を経糸に、感情を緯糸にして紡いだ著者の生きた証である。